コレクター垂涎の、ランダーブルーの超一級品を入手する事ができました。
先日リリースいたしました、ダニーボーイ・ターコイズに引き続き、
今回は、ターコイズコレクターには、いつかは手に入れたいと思う
ランダーブルーの最上級品をリリースいたします。
ランダーブルーとは、今日アメリカンターコイズの中で最も高価なターコイズです。コレクターや、ファンの方なら、誰しも希少性や価値、その美しさについて聞いた事があるかと思いますが、なかなか実物の、また、ここまでトップクオリティーのランダーブルーを見られた方は少ないのではないかと思います。
ランダーブルーは、
1973年、ブラックジャックのディーラーであった、リタJ. Hapgoldがピクニックに訪れていた際、バトルマウンテンとTenaboの間にこの鉱脈を発見しました。
彼女が持ち帰った原石の塊は、美しいスパイダーウェブで埋め尽くされ、
瞬く間に噂が広がったといいます。
同年、彼女はマーヴィンサイムとヘンリー·ドリアンに売却し、彼らは、
Lander Blue Turquoise co.を設立し、本格的な採掘を始めました。
しかし、採掘された量はわずか100ポンド程(約45キロ)でした。帽子に入ってしまう程の量ということから、ハットマインと呼ばれています。
最も希少で高価なターコイズと呼ばれています。
ですので、1970年代に採掘されたランダーブルーの採掘量からして、
ほとんど市場に出回らない(出回る事の出来ない)ものだという事が
わかるでしょう。
現在、オークションやインターネットショップ等で
見かけるランダーブルーと呼ばれているものは、本物なのか??
少し疑問もでてきます。多くがチャイニーズターコイズを見せかけたものが流通している様に思われます。
しかし、ターコイズは判別が難しい等言われておりますが、プロの目から言って
格段の差があり、その違いは歴然なのです。
このランダーブルーは、現ランダーブルー鉱山のオーナーから直接譲って頂いた物です。
Lander Co.,の出所証明書 CERTIFICATE OF AUTHENTICITYもございます。
他のチャイニーズターコイズ等をランダーブルーと呼んでいるものと比較すると、
明らかに違いが分かります。
鮮やかで透明感のある濃ブルーに入り込む、超緻密なスパイダーウェブが鮮明に入り込み、特有の黒いスパイダーウェブは、金色の糸が絡み付き、折り込まれている様に見えます。
Lander Blue Turquoise co.から送られて来た物は
ルーペで覗くとかなり荒削りな。。”アメリカン”が磨いた様な仕上がりとなっておりましたので
成る可く、カラット数を落とさぬ様に慎重に磨き直しを行いました。
磨きは、このスパイダーウェブを鮮明に引き出す様に、ひと皮ひと皮、慎重にダイヤモンドペーストで磨いております。
ほとんどのターコイズのカッターは、1万4000メッシュでフィニッシュとするのですが、
今回の磨き直しは、14000のあと30000、50000、120000、200000と気が遠くなる様な、行程で磨き戻しました。
滑る様な艶やかな仕上がりとなっております。また、ハイドームに仕上げましたので、一生もののペンダントトップや、リングなどにもよろしいかと思います。
<中央宝石研究所の鑑別書を別途料金でご用意致します>
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